ヨガの八支則

ヨガには古代から受け継がれた八支則というヨガをすすめる8つのステップがあります。

 8支則は「アシュターンガ」といいます。

アシュターンガは以下の通りです。
・ヤマ(禁戒)日常で行ってはいけない5つの心得です。

・ニヤマ(勧戒)日常ですると良いとされている5つのことです。
アーサナ(座法)ヨガポーズのことです。
・プラーナーヤーマ(調気法)呼吸法です。
・プラティヤーハーラ(制感)感覚をコントロールします。
・ダーラナー(集中)まわりが気にならなくなるまで集中します。
・ディヤーナ(無心)落ち着きのある精神状態です。
・サマーディ(三昧)悟りの境地です。

 

1つずつクリアしていき、次のステップに進み、最終目的地に到達します。

 

八支則の最初のヤマは、日常で社会や人にしてはいけないことです。

ヤマは以下の5つです。
・アヒムサ

暴力をふるわない。言葉の暴力もダメ。

また、無理にできないポーズを行うことも自分への暴力になるとされています。

 

・サティア

嘘をつかない。自分のできるポーズを認めるということも含まれます。


・アステーヤ

盗まない。物はもちろん、時間も盗んではいけないとされています。


・ブラフマチャリア

節操を守る。エネルギーを適切に保つため、性欲に無駄なエネルギーを使いません。


・アパリグラハ

貪らない。物へ執着しない。他者と分け合う心を持ちます。